英語は自主トレーニングで伸ばせる?【英語力を伸ばす9つの方法】

英語は自主トレーニングで伸ばせる?【英語力を伸ばす9つの方法】
英語力を伸ばしたい。でも、何をやればいいんだろう?何が効果的なんだろうか。おすすめの方法があれば教えてほしいです。

このような疑問にお答えします。

もくじ
  • 英語は自主トレーニングが大事
  • 英語力を高めるトレーニング【9つの方法を解説】

僕は、ワーホリでオーストラリアへ行き、2年間生活しました。英語はほぼ独学で、帰国後は英語教育にも携わっていました。

本記事では、英語のトレーニング方法を9つご紹介します。

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自分に合いそうなものを選んで、チャレンジしてみてください。

※本記事の音声版です。

英語は自主トレーニングが大事

英語は自主トレーニングが大事

以前、下記のようなツイートをしました。

上記のとおり、英語は筋力トレーニングのようなもの。

スポーツでも、自主トレでスキルが上げられるように、英語力も自主トレで上げることができます。

むしろ、自主トレがかなり大事です。
英語学習には時間がかかるから。

では、さっそく、英語のトレーニング方法をご紹介していきます。

英語力を高めるトレーニング【9つの方法を解説】

英語力を高めるトレーニング【9つの方法を解説】

下記のとおりです。

  1. 音読
  2. 多聴・多読
  3. リテンション
  4. シャドーイング
  5. ディクテーション
  6. オーバーラッピング
  7. Summary&Comment
  8. スラッシュリーディング
  9. サイトトランスレーション

数が多いので、気になるものだけでもご覧ください。

順に解説します。

英語トレーニング法①音読

「音読=声に出して読む」こと。
英語力を高める王道のトレーニング方法です。

「同時通訳の神様」として知られる国弘正雄さんの著書にも、以下のようなことが書かれています。

英語をひたすら音読することによって、英語の語順どおりに意味をとっていくという思考パターンが脳の中に深く刻まれるのです。


引用:「国弘流英語の話しかた」

方法自体は簡単で、自分のレベルにあった英文を声に出して読んでいくだけ。

国語の授業とかでよくやっていた方法ですね。

注意点:基礎は必須

ここでの基礎とは、文法と発音です。

文法を理解していなければ、いくら音読をしても理解が深まらないからですし、発音がわからなければそもそも音読のしようがありませんよね。

しっかり基礎を磨きつつ、音読することをおすすめします。

オススメの教材をいくつかご紹介しておきます。

発音を学ぶのにおすすめ

基礎を学ぶのにおすすめ

音読におすすめ

下記の記事も参考にどうぞ。

>>参考:【偽りなし】英語のスピーキング力を伸ばす方法【練習あるのみ】

英語トレーニング法②多聴・多読

文字通り、たくさん聴いて、たくさん読むことです。

大量の英語のインプットですね。

教材は8割ほど理解できるものを選ぶ

理由は、挫折しやすいから。
というか、僕は多読はかなり苦手です。笑

なので、個人的には次のようにしていました。

  • 文法学習→多読
  • 海外ドラマ→多聴(多読)

文法書は洋書だったので、文法、単語を学びつつ、多読代わりにもなるので一石三鳥くらいでした。

>>参考:【英語初心者必見】Essential Grammar in Useの使い方

海外ドラマは、「フレンズ」というものを何回も繰り返し見ていました。


多読といっていいかわかりませんが、字幕を多読に代用。

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僕的には、興味が持てるもの、楽しめるものを選べばいいと思います。苦手な部分なので、かなりざっくりで恐縮です。

英語トレーニング法③リテンション

英語の音声をある程度の長さまで聞き、その後すぐに声に出しリピート。

何も見ずに、お手本の音声と同じように繰り返す。
慣れてきたらリピート部分を長くしていく、という方法。

文法力、構文力が鍛えられます。

ポイント:英語を大きなかたまりでとらえる

「まずは要点。次は具体例だな」というように、音を丸暗記というより、文章の構造を追っていくイメージでおこなうととより効果的です。

英語トレーニング法④シャドーイング

英語の音声が聞こえたら、すぐ音声のマネをして影のように音を追っていく方法。

なにも見ないで練習するのが基本。ただ、はじめのうちは難しいので、スクリプトを見ながら少しずつ見る回数を減らすといいです。

お手本の音声とそっくりになるまで、何回も繰り返し練習することが大切。

シャドーイングのメリット

シャドーイングの効果は下記。

  • 英語への反応のすばやさを鍛えられる
  • 英語を口に出すことに抵抗がなくなる
  • 英語を文頭から理解する力が鍛えられる

ちなみに、教材はアプリでもYouTubeでもなんでもOKです。
シンプルなものから始めるといいと思います。

>> 参考:英語アプリおすすめ15選【スキマ時間で英語力を底上げ】

英語トレーニング法⑤ディクテーション

英語の音声を聞き、書き取っていく方法です。

リスニングにおいて、自分の弱点を見つけるのに役立ちます。

シャドーイングやのちほど紹介するスラッシュリーディングなで、ある程度自分が一度学んだものを使うと効率的です。

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ちなみに、僕はニンテンドーDSの「えいご漬け」をやっていました。

ちなみに、ディクテーションにおすすめの無料サイトが下記です。参考までに。

>>英語・英会話 リスニングプラザ(無料サイト)

英語トレーニング法⑥オーバーラッピング

お手本の英語音声にかぶせるように発声し、ネイティブのリズムやアクセントの強弱、間の取り方を身につけます。

英文を見ながら、しっかり音声と重ねるようにします。

ポイント:状況をイメージして感情を込めること

ただ、音にかぶせるだけではなく、実際の会話など状況をイメージしながら行うことで、実践で生かせる話す力を養います。

英語トレーニング法⑦Summary&Comment

英語のスピーキング、ライティングのトレーニングとして効果的といわれ、英語中級者以上向けのトレーニングです。

英文を聞いたり、読んだりして、その内容を自分の言葉で簡単にまとめるというもの。

Summary=「要約」

たとえば、新聞を読みます。

そして、次のような流れで「Summary&Comment」をしていきます。

  1. 記事の大事なポイントをおさえる
  2. どう表現すれば読み手、聞き手にわかりやすいかを考える
  3. シンプルにまとめる

さらに、記事に対する自分の意見も付け加える。

こんな流れです。
より実践的な英語のトレーニングです。

オンライン英会話を生かした使い方もおすすめ

新聞だとなんか堅苦しく感じますが、もっと気楽に考えて、友達に今日あった出来事を伝えるようなイメージでいいと思います。

たとえば下記のような感じ。

出来事をシンプルにまとめて、相手にわかりやすく伝える、そして自分の意見も伝えるという練習方法なので、かなり実践力が身につくはずです。

英語トレーニング法⑧スラッシュリーディング

句や節で英文を分割するテクニックです。

効果は下記のとおり。

スラッシュリーディングの効果
  • わかりにくい単語や文法・語法があっても意味を推測しやすくなる
  • むずかしい英文の読解において特に効果が高く、中級レベル(英検準2級、TOEIC450点程度)以上の学習者のトレ ーニングに向いている
  • 複雑な文でも、返り読みをせずに、英語の語順のまま意味を取ることができる

TOEICのリーディングスコアを伸ばしたい方には、おすすめのトレーニング方法かもですね。

>>参考:伸び悩み解決!リーディング学習の重要性とオススメの英語学習動画サービス

英語トレーニング法⑨サイトトランスレーション

英文を、意味のまとまりごとに区切り、「前から順に」日本語に訳していく方法です。

略してサイトラともいわれています。もともと、通訳者向けのトレーニング方法だったもの。

サイトトランスレーションの効果

下記のとおり。

  • 読解力の向上
  • リーディング速度の向上
  • リスニング力の向上

こちらも、TOEICリーディングスコアを伸ばしたい方には、おすすめのトレーニング方法ですね。

以上が、英語力を高めるの9つのトレーニング方法でした。

自主トレーニングできるものとは言いましたが、はじめから1人で取り組むのは不安というものもあるとは思うので、まずは取り組めそうなものから始めてみてください。

まとめ:英語のトレーニングは常に試行錯誤が必要

まとめ:英語のトレーニングは常に試行錯誤が必要

最後にまとめておきます。

  1. 音読
  2. 多聴・多読
  3. リテンション
  4. シャドーイング
  5. ディクテーション
  6. オーバーラッピング
  7. Summary&Comment
  8. スラッシュリーディング
  9. サイトトランスレーション

僕が取り入れてよかったなと思うトレーニングは下記です。

  • 音読
  • 多聴
  • ディクテーション

基礎をしっかり固めて、音読をやり、息抜きに海外ドラマや映画を活用し、あとは実践で磨く、が僕は心地よく続きました。

英語学習は長い道のりなので、自分が楽しく続けられるものを探していってみてください。

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英語でもスポーツでも、トレーニングをより効果的にするには常に試行錯誤することが肝心です。ぜひ、今回の英語のトレーニング方法を参考にしつつ英語力を磨いていってくださいね。

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