こんにちは、takです。
僕の英語学習歴は12年ほど。
今も「独学→練習(実践)」を繰り返しています。
おかげで、インターナショナルスクールの外国人の先生をサポートできるくらいのスピーキング力はつきました。
さて、先日に下記のツイートをしました。
「日本人は頭もすごくいいし、覚えるまでは素晴らしい。でも、話すとなると全然ダメ。日本人はStudyに時間をかけ過ぎ。Practiceにもっと時間をさくべきだよ」
長年日本で英語を教えるアメリカ人の先生に友人が言われたこと。友人は日本は失敗を許さない文化があるからそこも問題だよね、と。両方納得
— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) March 15, 2020
長年日本で英語を教えるアメリカ人の先生に友人が言われたこと。友人は日本は失敗を許さない文化があるからそこも問題だよね、と。両方納得
核心を突きすぎでした。ぐうの音も出ません。
ということで、今回は「英語のスピーキング力アップの話」です。
英語を話せるようにするためにやることはとてもシンプル。具体的な方法も書いてみます。
※本記事の音声版です。
【 サクッと読めるもくじ 】
英語のスピーキング力を上げるには「練習」あるのみ

英語学習で日本人に足りていないのは、圧倒的に「話す練習」です。
日本人は「練習」ではなく「勉強」に時間をかけ過ぎ
冒頭のツイートにあるアメリカ人の先生の言葉がグサリと刺さりました。
「日本人はStudyに時間をかけ過ぎ。Practiceにもっと時間をさくべき」
- Study=勉強
- Practice=練習
ほんと心当たりしかないです。
典型例:TOEICスコアが高くても英語が話せない
TOEIC900点以上のハイスコアを取れても英語が話せない。
コレよく耳にすることですよね?
英語の知識はバッチリ。
ただし英会話の練習が圧倒的に不足している。
そんな典型例だと思います。
英語の基礎知識をつけたら、どんどん「練習」する
当然ですが、知識は使わないと使えるようになりません。
スポーツや楽器なども知識だけでなく、
実際に練習しないと上達はありえませんよね。
英語もスポーツなどと同じです。
練習こそすべて:Practice makes perfect
英語には上記のような言葉があります。
「何度も何度も練習することでスキルは高められる」というニュアンス。
英語も「話す練習」を続けないかぎり、どれだけ知識があっても話せるようにはなりません。
例えば、水泳も陸上で泳ぎ方をずっと学んでいても、水の中で練習しないかぎり泳げるようにはならないのと一緒。
知識を使えるようにするからブレークスルーにつながる

ブレークスルーとは、こえられなかった壁を打ち破って前進することを意味します。
英語でも話す練習を繰り返すことで、ブレークスルーする瞬間が訪れます。
下記ツイートの通り。
ブレークスルーについて。「使えない情報」を「使えるようにする」からブレークスルーにつながる。
という今日の学び。何も考えずにただただ情報処理をしていてはいつまで経ってもブレークスルーは起きないということですかね。使えるよう努力をしないと使えない「ただの情報」として処理されるのか🤔
— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) May 1, 2020
いくら英語を話せなかったとしても、持っている英語の知識を使えない情報とは言いません。英語を読むときなどには役立つので。
ただ、言葉の本質はコミュニケーションです。
せっかく学んだ知識なら、会話でしっかり使えるようにしたいもの。
ということで、次の項目では英語のスピーキング力を上げる練習方法を書いていきます。
英語のスピーキング力を上げる練習方法【注意点あり】

結論は「音読」です。(※音読:声に出して読むこと)
僕も音読を繰り返すことで、
スピーキング力が伸びたと実感しています。
音読の3つのメリット
下記のとおり。
- ①1人で練習できる
- ②英語への理解力が高まる
- ③英語の思考回路を手に入れられる
それぞれ順に解説します。
メリット①1人で練習できる
音読は、英文さえあればどこでも1人で練習できます。
スポーツで例えるなら自主練。
周りの目を気にせず練習できるのは大きなメリットです。
メリット②英語への理解力が高まる
実際に下記のようなことが言われています。
音読が、文章内容の理解と記憶に働きかける効果を持っているという知見は多く示されている。
これは僕も体感しています。
音読を繰り返すうちに、英語に対する理解の層が1枚2枚とどんどん積みかさなっていくようなイメージ。
メリット③英語の思考回路を手に入れられる
「同時通訳の神様」として知られる国弘正雄さんの著書に、以下のようなことが書かれています。
英語をひたすら音読することによって、英語の語順どおりに意味をとっていくという思考パターンが脳の中に深く刻まれるのです。
こちらも引用で恐縮ですが、僕がいうより何百倍も説得力があるので。
ということで、英語という言語の理解力を高めながら、スピーキング力を伸ばせるいい練習方法は「音読」です。
合わせて、下記のツイートも参考までに。
スキル習得のための4つのルール
①質より量をこなす
②練習は1度にひとつ
③少なくとも3回は試す
④安全な状況で練習するなんでもかんでも手を出さないで、今伸ばしたいスキルに集中して質は気にせず量をこなす。結果的に質も向上していく。経験上めちゃくちゃ納得のスキル習得の4つのルールです。
— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) May 2, 2020
音読は安全な状況で練習できる素晴らしい方法です。
ぜひ取り組んでみてください。
注意点:基礎なしで音読しても時間のムダかも
ただし、基礎なしに音読を繰り返しても、正直時間のムダになりかねません。
英語の基礎ルール(文法)を理解していなければ、理解が深まらないからです。
しっかり基礎を磨きつつ、音読することをおすすめします。
多くの「練習」をこなしたら「実践」する
英語のスピーキング力を上げるには、練習だけでなく実践も大事です。
実践から得られるフィードバックがないと自分の強み、弱みの分析もできないからです。
ぜひ、下記のようなサイクルで、英語学習に取り組んでいってみてください。

上記サイクルを回すうえで、実践前までにおすすめしたい教材をいくつかご紹介します。
発音を学ぶのにおすすめ
- ゼロからスタートディクテーション(←僕はこれで発音を学びました)
- 英語耳
基礎を学ぶのにおすすめ
- 総合英語Forest
- 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
- English Grammar in Use(←中学レベルの基礎がある方にイチオシ)
音読におすすめ
- 英会話・ぜったい・音読 【入門編】(←先ほど紹介した国弘正雄さんの考えに基づき構成された教材)
- 12週間で「話せる」が実感できる魔法のなりきり英語音読
- みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
ちなみに、今はアプリでもいいかもですね。
下記の記事も参考になると思うのでぜひ。
>>参考:英語アプリおすすめ15選【スキマ時間で英語力を底上げ】
>>参考:英語とスポーツが似ている3つの理由【英語力の上達方法も解説】
まとめ:コツコツ練習すれば誰でも英語は話せる

ということで、まとめます。
英語のスピーキング力を伸ばすために、
やるべきことはシンプル。
どちらも大事。そして「実践」も忘れずに。
英語は自転車のように練習すれば誰でも使いこなせる
最後に、僕が心底思っていることをお伝えして終わりにします。
使える英語は、才能の必要がなく練習すれば誰もが必ず乗れる自転車みたいに、どれだけ転んで倒れても粘り強く継続して取り組んでさえいれば必ず身につけられる。多少センスによる習得スピードの差はあっても、それは確実に努力で埋められる。自転車をこげるようになった頃を思い出して全力でやり抜く。
— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) March 10, 2020

P.S.
友人が「日本は失敗を許さない文化があるからそこも問題だよね」と言っていました。
間違いなくそれも英語が話せない一因だと思います。
ただ、失敗を許されないのはテストだけです。
海外に出てわかりました。
多少めちゃくちゃな英語でも問題なく会話はできるのだと。
会話にテストのような正解はありません。
楽しみながら、練習と実践を積み重ねていきたいものです。
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