【核心】日本の英語教育の問題点【和訳はナンセンス?】

日本の英語教育の問題点【和訳はナンセンス?】

こんにちは、takです。

2年間オーストラリアで生活し(ワーホリ)、帰国後は4年間ほど英語教育に関わってきました。

僕は20代後半から独学で英語を学び直したのですが、その時日本の英語教育の問題点は何なのかなと考えるようになりました。

そこで先日、下記のツイートをしました。

日本の学校の英語テストでは日本語の文を英語に変換したり、その逆があったりするよ、とマレーシア人の友人に話したら「すごくナンセンスだね」と言われました。

「なんでわざわざ英語を日本語に訳す必要があるの?日本人は翻訳家目指してるの?わからなくはないけど、話す力には繋がらないよね」と。

この友人の一言は、日本の英語教育の問題点の核心をついているな、と思ったので少し深掘りしてみます。

tak
ちなみに、このツイートのコメント欄に皆さんがいいことをたくさん書いてくれているので、ぜひ目を通してみてください。元も子もないですが、この記事を読むよりもいろいろな学びが得られると思います。笑

音声バージョンもあります😌

日本の英語教育の問題点は「テストにあるかも」という話

日本の英語教育の問題点は「テストにあるかも」という話

日本人が英語を話すことが苦手なのは、これまでの日本の英語教育でのテスト方法(特に和訳)に問題があるかも、と独学を始めてから思うようになりました。

なぜなら、独学をする中で英語を話せるようにするためには英語で答えられれば十分だと痛感したからです。

(当たり前のようで、抜け落ちている大事な部分な気がします。)

そして、友人の一言でその思いが確信に変わりました。

体験談:洋書で学んでいたら英語がどんどん口から出るように。

僕が独学で使っていた参考書は、洋書だったので解説も練習問題も当然すべて英語で書かれているものでした。

ちなみに、「Essential Grammar in Use」(初級者向け)と「English Grammar in Use」(中級者向け)という世界でも人気の英文法書です。(※どちらも中学英語の知識があればすすめられるレベルです。)

これらで基礎を学びつつ、実践を繰り返していたら英語が口からスムーズに出るようになっていきました。

そこで、だんだんと学生時代の英語テストで和訳していたことに対して疑問を抱くようになり、、、

いちいち和訳をしていたから「英語はなんか難しい・・・」と思い込んでしまったのかもしれないなと。

tak

そんなこんなで、友人に「日本の英語テストはこんな感じだけど、どう思う?」と参考程度に聞いた結果、

「日本人は翻訳家目指してるの?それじゃあ、話す力には繋がらないよね」となかなか鋭い答えが返ってきた、という感じです。

ご意見:和訳は英語の理解度を把握するためには一番合理的じゃないですか?

こう言ったご意見もあるかと思います。

確かに、先生などの第三者が生徒たちの英語の理解度を確認するためには、最も楽な方法です。

ただ「英語を理解している=英語が使える」につながるのであればそれでいいと思いますが、実際は違いますよね。

現に、TOEICで高得点を取れてもまったく話せない人がいるのがいい例かなと。

言葉はコミュニケーションのために学ぶもの

そもそも「言語はなんのために学ぶの?」ということです。

言語を学ぶ目的は、「コミュニケーション」を円滑にとるためですよね。

その1番肝心なコミュニケーションができるようにならないのであれば、やはり日本の英語教育の方法はもう一度考えるべきかなと思います。

問題点:日本語と英語は真逆の言語体系【翻訳は別物のスキル】

問題点:日本語と英語は真逆の言語体系【翻訳は別物のスキル】

もう一つ和訳することに問題があると思うのは、本来、1つの言語を他の言語に翻訳するにはまた別のスキルが必要ということです。

日本人としての立場から見た場合、英語を和訳するためには英語を真に理解しているだけでなく、それ以上に母国語である日本語の高い知識が求められます。

だからこそ、翻訳家という専門職がありますよね。

そういう意味で友人は「日本人は翻訳家を目指しているの?」と言ったのだと思います。

翻訳ができても「話す力」には繋がらない

もしかしたら、2つの言語間に大きな差がなければ、これまでの日本のテストのような形でも問題なく話せるレベルまで持っていけるのかもしれません。

ただ、残念ながら英語と日本語は「真逆の言語」と言われています。

日本語と英語の距離出典:エースネイティブ発音リスニングスピーチ研修所

上記のとおりです。

このように、翻訳は会話とは別物のスキルとして捉えると、英語をしっかり理解し和訳できたとしても「話せることには繋がらないよね?」という友人の意見にも納得できるはずです。

「和訳=絶対悪」ではない【日本語は大いに生かすべき】

「和訳=絶対悪」ではない【日本語は大いに生かすべき】

ちなみに、英語が公用語になっているような国の人の言っている事を鵜呑みにしない方がいい、というご意見もありました。

それに関して、鵜呑みにしているわけではなく自分の経験からも友人の意見は核心をついていると思ったからツイートしました。

質問:では、どうやったら英語が話せる力が身につきますか?

結論は、シンプルに「英語は英語のニュアンスのまま理解するようにつとめる」ことです。

理由は、日本語と英語は真逆の言語体系なので「この英語は日本語ではこう!」と考えること自体がナンセンスだからです。

体験談:中学・高校レベルの文法知識があれば、英語で英語を理解できる

少なくとも中学・高校初歩レベルくらいの英文法の知識さえあれば、もはや「正確な」和訳は必要なしです。

なぜなら、英語を英語のニュアンスのまま理解できるようになるから。

正確には、そのレベルの文法知識があれば英文を見た時に、日本語にしたらどんなニュアンスになるのかなと理解するための基礎が身についているからです。

そう言った意味でも、決して和訳が悪いというわけでなはく、真逆の言語同士をいちいち1対1にして考える必要がないということです。

tak
ですので、日本語を大いに生かしながら「英語のニュアンスをつかんでいくこと」で英会話力につながると思っています。

英語を英語で学んでみたら、英語を身近に感じられた

【核心かも】日本の英語教育の問題点【和訳はナンセンス?】

今回は、友人の鋭い指摘を元に、日本の英語教育の問題点について思うまま書きました。

記事の冒頭でも言ったように、僕は洋書の英文法書に出会って英語はそんなに難しく考える必要はないんだ、と思えるようになり、、

「日本語訳がない方が英語は理解しやすいじゃん!」となった結果が、友人とツイートのような話をするきっかけになりました。

もしよければ、その英文法書についての記事があるので、気になる方は読んでみてください。

>>参考【英語初心者必見】Essential Grammar in Useの使い方

>>参考English Grammar in Useの使い方【愚直にコツコツが近道】

僕はこの2冊をやり込んで、実践を繰り返すことで英会話力が一気に伸びました。

日本の英語教育は無駄ではない

最後に一つお伝えしたいのは、中学・高校と日本の英語教育で学ぶことは決して無駄ではありません。

ただ、問題点としては多くの人が話せるようになっていないということです。

(これからは、小学生から英語をより本格的に学ぶのでよくなるかもしれませんが。)

ある程度の基礎があれば、英語は英語で学べる。

そして、たくさん練習をすれば誰でも話せるようになる。

そうすれば、僕の友人が言っていたことが腑に落ちる瞬間がくると思います。

tak
せっかく英語を学ぶのであれば、ぜひ話せるようになって世界を広げていきましょう!キーワードは「勉強」ではなく「練習」です。
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