こんにちは、たくです。
筋トレは学生時代にハマり、英語は25歳ごろからやり直しました。
先日、下記のツイートをしました。
「英語は筋トレのようなもの」の理由
・体を使って鍛える
・伸び悩む時期がある
・習慣化されるまでしんどい
・効果が現れるのに時間がかかる
・続けないと効果がでない&衰える
・効果が出てくると急に自信がつく
・適切なアドバイス適切な負荷が大切
・習慣化されるとやらないとなんか気持ち悪くなる— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) March 8, 2020
「英語は筋トレのようなもの」の理由
・体を使って鍛える
・伸び悩む時期がある
・習慣化されるまでしんどい
・効果が現れるのに時間がかかる
・続けないと効果がでない&衰える
・効果が出てくると急に自信がつく
・適切なアドバイス適切な負荷が大切
・習慣化されるとやらないとなんか気持ち悪くなる
上記、僕が感じた「筋トレと英語の共通点」です。
9つ目の共通点は、筋トレと英語は「挫折しがち」という部分。
- 筋トレ実施者:約6割
- 英語学習者:約8割
こんな情報もあったりします。
筋トレは何キロ上がるようになったとか結果が目に見えやすい分、英語より挫折の割合が少ないのはなんとなく理解できます。
ということで本記事では、
- 今英語学習をしている人
- これから英語を学び始める人
- 英語の勉強をしているけど成長をなかなか感じられない人
の参考になるように、
- 英語上達の正しいルート
- 英語習得の最短ルート
について解説していきます。
英語を本気で話せるようになりたいと思う人は、参考にしてもらえると嬉しいです。
筋トレと英語の共通点9つ【理由を解説】
さっそく、筋トレと英語が似ていると感じた理由を順番に解説します。
【筋トレ&英語の共通点①】体を使って鍛える
筋トレは、体を動かして鍛える。
同じように英語も「口を動かして鍛える」ことが大切。
どれだけ机の上で知識をため込んでいても、英語を話せるようにはならないから。
日本語もたくさん口を動かして身につけてきた
中学レベルの英語力さえあれば、英語は話せるとよく言われます。
でも、実際は多くの日本人が英語を話せません。
なぜなら口を動かしてきていないから。
ただ、しっかり口を動かせば誰でも絶対に英語は話せるようになります。
多くの英語教育関係者が音読や独り言をおすすめしている理由かなと。
【筋トレ&英語の共通点②】伸び悩む時期がある
筋トレも英語もはじめは順調に伸びを感じやすかったりしますが、基本途中で伸び悩みます。
停滞期=プラトー現象
心理学用語に「プラトー(高原)現象」というものがあり、【一時的な停滞期】のこと。
筋トレやスポーツ、そして英語学習などおいてもほぼ確実に誰もが経験することだと言われています。
下記のような説明もありました。
プラトー効果 (英語:Plateau effect)とは、一時的な停滞状態のことを言う。おもに筋力トレーニング時の停滞期を指す。語源は「高原:plateau」。
図で表すと下記のような感じ。
プラトーに突入する大きな理由は「刺激に対する鈍化」です。
簡単に言えば「刺激に慣れた状態 / 環境に適応した状態」。
そう考えると、筋トレで伸び悩む理由には以下のことが考えられます。
- 当初よりモチベーションが下がり集中して取り組めていない
- 同じ強度のトレーニングで筋肉が慣れてきた
- 強度に耐えうる筋力がすでについている
これは英語も同じように当てはまるかなと。
英語が伸び悩む理由
- 当初よりモチベーションが落ち、学習に集中できていない
- 取り組んできた学習方法に慣れてきた
- 学んでいる英語が簡単すぎる
こんな感じです。
ただし、「停滞期」という言葉だとネガティブにとらえがちですが、本質はちょっと違います。
先ほどの図を見ればわかるように、坂を登った先にあるのが「プラトー」。
なので、プラトーに達した自分を誇るべきです。
英語学習者の多くが、このプラトーに達する前に挫折しているとも言えるわけなので。
伸び悩みは「さらなる成長への必須ルート」
停滞したなと思ったら、次の成長段階に突入したんだなと考えておきましょう♪
誰もが通る道なので悲観する必要は一切なし!
さらなる高みへの必要なステップなんだという解釈がおすすめ。
停滞期の対処法
筋トレ:
・重さや強度を変える
・トレーニングルーティンを変える
・基準を見直す etc…
英語:
・教材のレベルを変える
・基礎を見直す
・英語に触れる方法を変える etc…
僕は海外ドラマや映画を見たり、やったことのない英語アプリを試してみたりとあの手この手を使ってモチベーションを下げずにいかに続けられるか試行錯誤しました。
とにかく新たな刺激を取り入れるのがおすすめ。
学習のルーティンを変えるとか、学習環境を変えるとか、いろいろ試してみる時期として使えます。
自分で新たな刺激を取り入れつつ乗り越えましょう♪
【筋トレ&英語の共通点③】習慣化されるまでしんどい
これは、筋トレや英語に限らずですね。
解決方法はひとつ。
とにかく継続あるのみ。
正直、それ以外の方法は思いつきません。
モチベーションなんか無視して、英単語1つ覚えるなり目にするなり、つぶやくなりする。
その日の気分でいいから少しでも英語に触れるようにすること。
そうすると知らないうちに自分の幅は広がっていく。
その積み重ねが意外な時に役に立ったりします。— tak@えいご×スポーツ (@Tot068) June 18, 2019
上記のとおり。
はじめはしんどいですよね。
つい「今日はいいか」とサボりたくなるもの。
でも習慣化されるまでは自分の感情は無視しましょう。
具体的には、歯磨きレベルまで持っていくこと。
【筋トレ&英語の共通点④】効果が現れるのに時間がかかる
筋トレは始めてから効果を実感するまでに、少なくとも3ヶ月くらいは時間が必要でした。
英語もある程度の会話ができるようになるまでには、それなりの時間が必要です。
英語習得にかかる時間は「2,200時間」?
この2,200時間は、英語のネイティブスピーカーが日本語を習得するのに必要な時間と言われています。
英語を母国語にする人にとって、日本語は「exceptionally difficult(並外れて難しい)」な言語。
だから日本人も英語を学ぶ時には「2,200時間」くらい必要だろうという説ですね。
日本人にとっても英語は「並外れて難しい言語」なので、時間がかかるのは受け入れるほかありません。
日本人は約1,000時間ほど英語学習済み
しかし、僕ら日本人が中学・高校で英語を学んだ時間は「約1,000時間」らしいので、あと「約1,200時間」ほど必要というのが最近よく見かける話です。
僕は、英語でのコミュニケーションでそこまで困らなくなるまでには2年近くかかったと思います。
もちろん毎日がっつりやり込めばこの期間を縮めることは可能でしょうけど。
とりあえず、数ヶ月で英語習得など「絶・対・に・あ・り・え・な・い!!」ということです。
英語を数ヶ月で覚えないと死んじゃう!
くらいの環境にいけば可能かもですが。笑
【筋トレ&英語の共通点⑤】続けないと効果が出ない&衰える
これは当たり前っちゃ当たり前ですが、筋トレも英語も続けないとしっかり衰えます。
海外に住んでいた人が、「日本に帰ってきたら英語を使う環境がなくて、英語力が衰えた」というのはよく聞く話。
日本語も衰える
10年以上海外に住んでいる友人は「日本語をほぼ使わないから日本語が衰えた」と言ってました。
母国語でも使わないと衰える。
となると、第二言語である英語なんてなおさらですね。
【筋トレ&英語の共通点⑥】効果が出てくると急に自信がつく
英語も筋トレもはじめはすぐに効果が見えないので、自信を失いそうになります。
しかし、継続していればちゃんと目に見える効果が出てくるもの。
- 筋トレ:筋肉が大きくなり、鏡で見て自信がつき、よりいっそうやる気が出る。
- 英語:外国人と少しずつ会話のキャッチボールができるようになり自信がつく。
英語はスムーズに会話のやりとりができるようになると、自信がついて英語を話す恐怖心もだんだんうすれます。
この自信が出てくるくらいまで続けられたら、もう勝ったようなもの。
その後も何回もヘコむ経験はしますけどね、、、。笑
【筋トレ&英語の共通点⑦】適切なアドバイス適切な負荷が大切
理由は、効率的に身につけられるから。
筋トレの場合は、適切なアドバイス・適切な負荷でトレーニングをしないとケガの可能性が高まります。
英語はある程度自己流でもなんとかなる部分はある
ただし、自分のレベルに合っていない英語教材でやり続けても挫折したり、逆に教材が簡単すぎて伸びを感じられずにずっと平行線をたどり心が折れたり、ということもありえます。
せっかく同じ時間をかけるのであれば、効率的に時間を使いたいところ。
そのためには、できればはじめに自分のレベルを把握して適切なアドバイス、適切な負荷で学ぶことが大切です。
【筋トレ&英語の共通点⑧】習慣化されるとやらないとなんか気持ち悪くなる
要は「歯磨き」みたいなことです。
子どものころは、歯磨きもはじめはイヤだったはず。
でも、今は歯磨きしないと気持ち悪いですよね?
歯磨きと同じように筋トレも英語学習も習慣化されると、、、
ちょっとでも筋トレをやらない期間が続くと、なんか体が気持ち悪い。
英語にふれない日が続くと、なんか気持ち悪い。
これは僕が実際に感じたことです。
歯磨きのように、やらないと気持ち悪くなるくらいまで日々やり続ければ英語も絶対に話せるようになります。
【筋トレ&英語の共通点⑨】挫折しがち
ここは冒頭でもお伝えしたとおり。
ちなみに、英語は「長距離走」にも似ているという人もいました。
英語習得に「近道」はないということですね。
英語上達の正しいルート
「やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ」- タモリ –
はい。
「王道」こそが最短ルートです。
じゃ、英語学習の王道とはなんなのか?
という話をして終わりにします。
筋トレ&英語に共通する上達のための最短ルートとは?
とっても地味ですが、「反復」です。
筋トレからイメージするとわかりやすいかなと。
筋トレの場合【反復性の原則】
たとえば、腹筋を鍛えるには「10回×3セット」のように繰り返しますよね。
腕立て伏せやスクワットなども「反復」して体を鍛えます。
筋トレの効果を高める「トレーニング5つの原則」
下記のとおり。
①個別性の原則(個々のレベルに合ったもので鍛える)
②反復性の原則(繰り返し鍛える)
③漸進性の原則(負荷を徐々に上げる)
④全面性の原則(バランス良く鍛える)
⑤意識性の原則(意識して鍛える)
上記、そのまま英語学習に当てはめられます。
①自分のレベルに合った学習を
②繰り返す
③負荷を徐々に上げ
④バランスよく
⑤意識しながら取り組む
このように、英語も反復が上達のための大きな鍵です。
英語の場合
英語のスキルは下記4つ。
・リスニング
・スピーキング
・リーディング
・ライティング
で、自分の鍛えたい部位(スキル)を強化するために、「反復」して伸ばしていくという点では筋トレと同じです。
僕は会話のための英文法書を3周繰り返しました。
他には、音読やシャドーイング練習を繰り返すのもいい方法ですね。
どのスキルも相互に絡み合っているので、たとえばスピーキングスキルが上がるとその他のスキルも伸びます。
ここでは長くなってしまうので簡単に書きましたが、英語も筋トレ同様、反復することが上達の最短ルートです。
逆に英語力がなかなか伸びない人はいろんなものに手を出してしまいがち。
しかし、英語も反復して学べば誰でもちゃんと上達します。
英語は楽器演奏とも似ている
語学は楽器演奏のようなもの、という人も。
リコーダーは誰もがやったことのある楽器だと思います。
それこそ何回も反復練習しないと、楽譜なしでは演奏できませんでしたよね。
英語も筋トレや楽器と同じで反復が上達の鍵
このように超地味ですが、反復こそが英語上達への王道かつ最短ルートです。
ただし、闇雲に反復すればいいというものでもありません。
英語学習で大切な3つのキーワード
最後に大事だなと思う部分を書いて終わりにします。
【英語学習で大切なキーワード3つ】
①反復
②変化
③意識「反復×変化×意識」この3つのサイクルを一定にしたり、時には組み替えながらやっていくと確実に成長していきます。
「停滞期」は歓迎すべき時間。
— たく@英会話/英語学習初心者/英語勉強中の人のゼロイチ脱出支援 (@tak_Epure) June 1, 2021
ここまで見てきた【筋トレと英語の共通点】から感じた部分です。
英会話は筋トレ
最近、こんなタイトルに惹かれてこちらの本を読んでみました。
「反復が9割」と書かれていますね。
共感の内容でした。
気になったらぜひ読んでみてください。
筋トレも英語も長い目で取り組もう
ということで今回は以上です。
筋トレも英語も挫折はところどころでします。
僕はそうでした。笑
でも、なんだかんだ続けてきて英語を使って仕事ができるまでになりました。
小さな自信を積み重ねつつ、コツコツ反復してやり続けましょう!!
気が向けば筋トレで体も鍛えてみてください♪
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」です💪!!
P.S.
僕が繰り返し使い込んだおすすめの英語教材について、下記の記事に書いていますのでよければ参考にしてみてください。
オススメ 【英語初心者必見】Essential Grammar in Useの使い方
オススメ English Grammar in Useの使い方【英語力伸ばす活用法】