このように、オンライン英会話や英会話スクールは、外国人講師と英語を話す実践の場として人気があるものの、なかなか英語が上達しにくいと感じている人が多いのも事実。
そこで本記事では、伸び悩みを解決するためにリーディング学習について解説していきます。
また、リーディング学習に活かせる英語学習ツールもご紹介します。
【伸び悩み解決】英語のリーディング学習がおすすめな理由
まず、英語力が伸び悩む理由としては下記のようなことが考えられます。
- 単語や文法など土台となる英語力の不足
- 上達を感じるまでの時間を費やせていない
※英語力の上達を感じるために要する時間は”300時間”ごととも言われている。
そんな伸び悩みの壁を乗り越えるには、リーディング学習を増やすことが重要です。
英語力を伸ばすためのリーディング学習のメリット
下記のとおりです。
- 会話で使えるボキャブラリーが増える
- 英語を読むスピードが早くなり、TOEICのスコアアップにもつながる
なので、「TOEICのリーディングパートが時間内にぜんぜん終わらない」という方にも役立ちます。
英語のリーディング学習は必須【壁を乗り越える】
英語力伸び悩みの壁をこえるためには、リーディング学習を増やすことが必要です。
日本語を身につけてきた過程で、幼児期は大人の会話を「聞く、話す、マネる」をメインに繰り返すことで、ある程度の会話のベースをつくってきました。
その後、小学生では国語の授業があり、自然と読む時間が多くありました。
親の前で、国語の教科書にのっている文の音読をする宿題をよく出されたりもしましたよね。
今になって、そういったことの繰り返しで多くのボキャブラリーを増やしてきたんだなと思います。
ですので、日本語を身につけてきた過程と同じように、ある程度の会話レベルまで身につけたら英語でも「読む時間」を増やすことが大切です。
英語力を身につけていく基本の流れ
実際に、僕が英語力で伸び悩みを感じている時に同時通訳者の方に相談をしたら、英語を習得していく過程では以下のような流れにするといいよというアドバイスをもらいました。
①基礎となる文法を身につける
↓
②文法を意識しながらリーディング学習
↓
③リスニング力UPのためにディクテーション
ただ、その時おすすめされたリーディング用教材がむずかしすぎて、心が折れました。笑
しかし、この流れは間違いないと思います。
逆算して考えてみる
なので、リスニング力を伸ばしたいなら音声を聞いての学習と同時進行でもいいので、リーディング学習が必要。
そして、読むためには英語のルールを知る必要があるので、英語の基礎となる文法を身につけることからはじめる。
僕は、上記の①と③はそれなりに時間をかけて取り組みましたが、②のリーディング学習は完全にとばしてきたツケが伸び悩みにつながったのだと思います。
個人的な見解ですが、留学生の英語力が高い理由の1つとして、留学生は学校のテストや課題などがあるので、イヤでも大量に英語を読みます。
そうしなければ卒業もできないから。
強制的に読むという環境を与えられているので、自然と語彙力も上がりますし、会話をする環境もあるので英語ができるようになる環境としてはベストなんだと思います。
英語のリーディング学習には動画コンテンツがおすすめ
ただ、いざリーディング学習をしようと思っていても、とてもとっつきにくいもの。
自分も伸び悩みの壁にぶつかり、リーディングやらなきゃと思っては、途中で心が折れてしまったりというのを何回も経験しています。
動画コンテンツを利用するのもアリ
ただ、今ではYouTubeなどの動画コンテンツの字幕表示を利用して、リーディング学習の代わりにできたりします。
なので、まず本などから手を出す前に、気軽に取り組める動画コンテンツを活用するのがおすすめです。
リーディング学習におすすめの英語学習動画サービス「EEvideo」
そこで、動画で英語学習ができ、なおかつリーディング学習にも役立つ学習サポートシステムのある「EEvideo」というサービスがあります。
EEvideoの3つの特徴
- 集中して学習できる
映像や音声があることで集中しやすく、理解の手助けになる - リーディングとリスニング両方の学習が可能
字幕表示や再生速度変更により、柔軟な学習が可能 - 多様なコンテンツ
会話:映画やドラマ、アニメなど
リーディング:ニュースやスピーチ、ドキュメンタリーなど
また、レベルについては、以下のように動画によってレベル分けされています。
中学レベルの英語を、修了してるレベルからが主に対象といった感じです。
EEvideoの英語学習サポートシステム
EEvideoは、ルビ訳(ルビ=ふりがな、ルビ訳=英文に対する日本語でのふりがな)の表示が可能です。
また、日本語訳も文節ごとに表示されるなど、ストレスなく学習できるように工夫されています。
上のサンプルではできませんが、ルビ訳はユーザーのレベルに合わせて表示でき、文構造を非表示にすることも可能です。
そのため、同じ動画でも、英語が得意な人はルビ訳を少なくし、ニガテな人は多くすることも可能です。
また、同じ動画を2回視聴するときは、1回目は文構造を表示し、2回目は文構造を非表示にするのもオススメです。
多読多聴学習の重要性は古くから強調されていますが、学習が単調になりがちで、意味がわかる単語だけをつないで、理解したつもりになるなどのデメリットもあります。
実際、リーディング学習において英語の上達には文法や語法に注意しながら、細部にも注意して「精読」することも大切です。
また、EEvideoでは上の画像のように日本語訳には直訳が表示されますが、直訳で分かりにくい部分はコメント(画像一番下の青字部分)でフォローされます。
そのため、「直訳で理解+直訳で分かりにくい部分の補足」のトレーニングを無理なくおこなうことができます。
また、スラッシュごとに読解できるので、細部を意識しやすく、返り読みをせずに英語の語順のまま意味をとるトレーニングにもなります。
なお、文構造には「スラッシュリーディング」が使われています。
スラッシュリーディングとは?
では、「スラッシュリーディングとはなんなのか?」、「どういった効果があるのか?」を見ていきましょう。
句や節で分割するテクニックで、複雑な英文でもシンプルになるため、特にむずかしい文の読解において効果がある
- わかりにくい単語や文法・語法があっても意味を推測しやすくなる
- むずかしい英文の読解において特に効果が高く、中級レベル(英検準2級、TOEIC450点程度)以上の学習者のトレ ーニングに向いている
- 文構造や文法、語法などに注意しやすくなり、単調になりがちな多読多聴学習での利用に向いている
- 複雑な文でも、返り読みをせずに、英語の語順のまま意味を取ることができる
スラッシュリーディングには、前置詞や接続詞、関係詞など機械的に区切ることができる部分と、全体の意味や文構造を意識しながら区切る必要がある部分がありますが、トレーニングによってよりスムーズに読むことができるようになります。
なお、スラッシュリーディングは、アメリカでは古くから重視されてきましたが、最近では日本の高校の授業にも取り入れられているので、若い方は学校で学習した経験があるのではないでしょうか。
また、TOEICのリーディング学習でも、よくオススメされている学習方法です。
EEvideoを利用してリーディング学習するのがオススメ
ただ、スラッシュリーディングは独学でトレーニングすることはむずかしいため、まずはEEvideoを利用してみて感覚をつかんでみるといいです。
EEvideoは、メールアドレスを登録するだけで無料で利用できる動画もあるので、まずは無料の動画を視聴してどのようなものかを体験してみてください。
ちなみに、全動画を視聴するためのプランは、30日1,000円(税込)です。
パソコンのほか、iOSアプリとAndroidアプリがあり、どれで課金しても複数の端末で視聴できます。
スマホアプリでの表示は下のような感じです。↓
【補足】動画で英語を学ぶメリットとデメリット
最近では、YouTubeやHulu、Netflixなどの動画サービスの普及によって、英語学習に海外の映画やドラマ、ニュースなど動画を利用する方も多いです。
映画やドラマは、日常会話で使う生きた英語が身につきやすく、日常英会話を学ぶにはいい教材になるというメリットがあります。
実際、人間は映像など視覚から受ける影響がもっとも大きく、動画は視覚を刺激することでより集中できると言われているので、英語学習にも適していると思います。
動画で英語を学ぶデメリット
しかし、海外の映画やドラマ、ニュースなどの動画は英語学習用につくられたものではないため、以下のようなデメリットもあります。
- 英語のレベルが高くて、なかなか聞き取れるようにならない
- むずかしい表現や単語が多く、スムーズに学習しにくい
- スラングなどの表現が含まれたものも多い
僕も、まだまともに英会話もできない時に、英語のニュースやバラエティ番組をみていれば少しは上達するんんじゃないかと思って毎日見るようにしたりしましたが、大して聞き取れるようにもならず挫折しました。。
EEvideoは動画学習のデメリットを克服したサービス
動画を利用して英語を学習できるサービスとしては、以下のようなものがあります。
いずれのサービスでも、英語の字幕と和訳以外には特別な学習サポートは今のところなく、英語がかなり得意な人でないとスムーズな学習はむずかしいかもしれません。
特にルビ訳表示や文節ごとの日本語訳はEEvideoのみの特徴で、文構造の表示もEEvideoをのぞけば1つのサービスにしかみられません。
また、EEvideoをのぞいた5つのサービスの内、2つのサービスは数分の動画のみで、残りの2つのサービスはTEDのスピーチのみを利用しています。
超字幕は、映画やドラマで学習できますが、かなり上級者向けで英語学習に活用するには、レベルが高すぎると思います。また、ダウンロード価格も1本3490円と高いです。
このようなことからも、EEvideoはリーズナブルに英語学習動画コンテンツを利用して英語を学ぶことができるので、ぜひ試してみてください。
【学校・スクール向け】EEvideo60日間試用キャンペーン
学校・スクール様向けのキャンペーンとして、EEvideoではすべての動画を60日間視聴できるコードを送付しているそうです。(通常30日1,000円)
生徒さんや学生さんの人数分送付されるので、自宅での学習などに活用してみてもいいかもしれませんね。
中学校や高校、大学だけではなく、英会話スクールや塾などの生徒さんも使うことができ、また教員・講師分のみのお申し込みでもよいそうです。
申し込みにあたっては、個々の生徒さんや学生さんの個人情報は不要です。
60日間の期間終了後、コードは自動的に使用できなくなり、コードの使用中は課金を行うことができない仕様になっているようなので、未成年の方でも安心してご利用できると思います。
なお、1つのコードで、パソコンとスマホアプリの両方で利用できます。
詳細はこちらからご確認ください。
まとめ:リーディング学習の重要性【おすすめの英語学習サービスあり】
ここでは、リーディング学習の重要性などをお話してきました。
ただ、リーディング学習といっても、取り組みづらく心が折れてしまいがちです。。
そこで、自分自身もリーディング学習では、本の代わりに動画を利用した方がストレスを感じず続きやすかったため、動画での学習をおすすめさせていただきました。
特に、EEvideoはリーディング学習に適していて、一番の強みである「スラッシュリーディング」を効率的に学んでいけるので、通常の動画コンテンツにくらべれば圧倒的に学習に適しています。
内容もボリュームのあるものから、短時間のものもあるので、スキマ時間に英文を読んで、帰宅してから動画で確認するということも効果的です。
英語動画コンテンツをリーディング学習にうまく利用して、伸び悩みの壁を楽しみながらこえていきましょう。