TOEIC学習に取り組む前の考え方

TOEIC学習に取り組む前の考え方

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TOEICの学習を始めるときに、まず何から取り組むべきか、どのような勉強方法が効率的なのかと悩んでしまうこともあります。

そこで、ネットや本屋などで情報収集をしてから勉強がスタートすると思います。

しかし、実際の学習に取りかかる前に必要な考え方があります。

このページでは、TOEICの学習に取り組む前に必要な考え方をご紹介します。

英語学習に 「楽な方法などない」と覚悟をかためる

世の中にはたくさんのTOEIC情報があふれています。

今では、ネット上にさまざまな勉強法やテクニックが山のように存在しています。

TOEIC学習初心者だし、仕事も忙しいからなかなか学習時間もとれないから、効率のいい勉強方法やテクニックがないか、ととりあえずネットで調べているのではないでしょうか。

そして、よさそうな参考書があればまずは買ってみようと思うはずです。

もちろん、その行動力は素晴らしいと思います。

ですが、いろいろと有用そうな情報があふれているからこそ、TOEICをこれから初めてしっかり勉強しようというあなたには、いちばんはじめに持っていただきたいものがあります。

それは、「TOEIC(英語)学習に楽な方法はない」という「考え方」です。この考え方を学習を始める前にぜひ心に刻んでください。

なぜなら、この考え方なしにとりあえず勉強をスタートすると、どこかで必ずブレや迷いが生じてきてしまうからです。

いざ、忙しい中勉強を始めると、どうにか最短でよりよい方法でと考えてしまいがちです。

しかし、そういった思考が入ってくるだけでも時間のロスになりかねません。

たとえば、頂上を目指して山登りをしている最中に「この道が近いかな、こっちの道が楽そうだな」という考え方は、まっすぐに進むべき道で寄り道をしてしまい、結果的に時間だけ余計にかかってしまうようなものです。

私自身も、情報を簡単に入手できてしまうだけに「他にもいい方法がないかな、いいアプリはないかな」とついネットを見てしまっていました。そのような経験は、だいぶ時間をロスしてきたと思います。いろいろな方法を探している間に、1個でも2個でも単語が覚えられたはずなのにです。

そのため、少しでも最短で目標の点数を目指すのであれば、情報にふり回されないために「TOEIC学習に楽な方法はないとはじめにしっかり心に刻んでください。

 英語学習=筋トレ

これまで書いてきましたように、TOEICの学習においては、初心者であればあるほどいろいろな方法をむやみに探さないと自分に誓ってください。

なぜなら、まず取り組むべきは、英語の基本から徹底的な磨き直しです。基本は「文法」と「単語」です。このふたつなしにはTOEICで点を伸ばすことは不可能です。というよりも英語力自体を伸ばすことができません。文法と単語は、どんな参考書でも基本的には内容自体は変わらないので、いろいろと目うつりしている時間がムダになります。基礎を身につけるためにはとにかく徹底的な反復が必要です。

たとえば、筋トレをする時に方法ばかり探していてもいっこうに体に変化はでませんよね。とにかく、懸垂なら懸垂、腹筋なら腹筋と基礎を地道に続けることで変化していくものです。はじめからテクニック重視にならないでください。

私自身の経験から、英語学習は「筋トレ」と同じだと思っています。なぜなら、日々の地道な積み重ねが確実に力となるからです。まさに「努力するほど報われる」ということです。逆にいえば、サボればしっかり衰えます。

筋トレに才能が必要がないように英語にも才能は必要ありません。

 TOEICを語学力の基礎を築く「道具」として利用する

昇進昇格や就職するために、会社側からTOEICスコア600点以上は最低限求められますよね。あなたが忙しい中、ここに訪れているということは必要に迫られているからだと思います。しかし、いくら求められているとはいえ、TOEICを勉強したところで実際のビジネスシーンに活かせるのかと不安な気持ちがあると思います。

実際に、TOEICテストが満点でも会話がまともにできないという話をよく聞きます。事実、高得点だからといって会話に活かせるかどうかは別の問題です。それは指標とされているTOEICテストは「リスニング(聴くこと)」と「リーディング(読むこと)」に特化されているマークシート方式であるため、話す力はそこでは試されないからです。

しかし、これから最低ラインでもある600点を目指して英語に取り組もうとしているあなたには、TOEICはいい道具になります。また、結論からいえば、TOEICを間違った方法で勉強しなければ、必ず使える英語が習得できるようになっていきます。

TOEIC学習で英語の基礎が身につく

なぜなら、600点を取るためには徹底的な基礎が必ず必要になり、なおかつ使える英語を身につけるためには徹底的な基礎は必須だからです。そこにTOEICを勉強する意味を見出してください。それはテクニックのみに走らず、TOEIC学習を活かせる英語力も身につけるための「道具」にするということです。

たとえば、サッカーの場合、徹底的な基礎は「キック」や「トラップ(ボールを止めること)」であり、その基礎のうえにテクニックがあります。これはどのような分野にも当てはまりますが、何か技術を習得する時には基礎なくして上達はなく、地盤がもろければ上に積み重ねいくことはできません。

そこでTOEICで600点をただ目指すのではなく、TOEICテストが活かせる英語の徹底的な基礎を身につけるための道具だと思ってください。スコアという数字が目に見える形で出てくるのでいい指標となり、モチベーションの向上にもなります。

私自身、はじめは英語は使えればいいのでTOEICなんて勉強のための勉強にしかならないと思ってないがしろにしていました。実際に海外で生活する上でTOEICのスコアは、まるで必要ありませんでした。

たしかに、ほぼ独学で英語を学び、ある程度の英語力は身につけましたが、帰国後仕事に活かせるという自信はありませんでした。ところが、企業が求めているものは目にみえるTOEICのスコアだけだったのには焦りました。

結果的には、そこでTOEICの受験が、英語学習の自信を深めることと、基礎力再確認のためにとてもいい役割になりました。
「モノは使いよう」ということです。なのでTOEICに対するネガティブな気持ちは持たなくても大丈夫です。

まとめ:TOEIC学習に取り組む前の考え方

ここでは、「TOEIC学習に取り組む前の考え方」について述べました。

私自身の経験から、語学学習はなんとなくはじめてしまうとモチベーションの維持が難しくなります。あなたも学生時代に英語を学んでいるときに同じような経験をしているのではないでしょうか。なぜなら、「文法や単語を覚える」という地味な作業がほとんどだったからだと思います。

しかし、TOEICで600点以上を目指すのであれば「文法や単語を覚える」ことは避けて通れません。そのため、途中でモチベーションの低下を防ぐためにも、学習を始める前にこれらの考え方をぜひ持っていてください。